仄暗いほど柔らかい

晴読雨読の日々をつらつらと...

2018-07-01から1日間の記事一覧

「月に吠えらんねえ」を読んだ詩的私的な感想

その日は空腹だったと思う。 青猫のそばで、二極両面のジレンマを、祝福と惨状を見ていた。どちらも酷く気持ち悪かった。 ああ、この生温い空気ですら今は心地良い。しかしこれは現実の私の話だった。 きっと何かを願ってしまったのが始まりだったのだ。それ…