その日は空腹だったと思う。 青猫のそばで、二極両面のジレンマを、祝福と惨状を見ていた。どちらも酷く気持ち悪かった。 ああ、この生温い空気ですら今は心地良い。しかしこれは現実の私の話だった。 きっと何かを願ってしまったのが始まりだったのだ。それ…
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