仄暗いほど柔らかい

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澁澤龍彦を読もう!

 最近、澁澤龍彦訳のジャン・コクトー「大股びらき」、アルフレッド・ジャリ「超男性」、アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ「城の中のイギリス人」の三つの愛蔵版が白水社から発売された。凄く装丁が綺麗ですし、帯文も良い。

 元々、澁澤龍彦という名前は知っていた。ツイッタを見ていて興味を惹かれた「古書ドリス」という幻想系の本を扱う古書店に行った時に見かけたのである。その時には雑誌「夜想」や「幻想文学」を買いに行く目的で行ったので、あまり目をくれなかったのだが、今になってかなり興味が湧いてきたのです。

 そして澁澤龍彦全集の1巻を中古で買いました。コクトーの「大股びらき」が一番読んでみたかったからです。愛蔵版はちょっと高くて手が出なかった...、まあなんにせよこれから読んでいきたいと思います。

 私はこれから読むわけですが、ツイッターなんかを見ている限り、熱心なファンも多数いるようで、更に期待が高まるところです。幻想や倒錯からくる妖しさ妖艶さを纏っているとかなんとか....

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 あと、古書ドリスさんのホームページ(http://www.kosyo-doris.com/)は見ていて面白いです。まずカテゴリから惹かれる単語しかない。→【美しい書物 / 球対関節人形 / 幻想美術 / コラージュ / シュルレアリスム / 幻想文学 / 魔術・錬金術・幻獣 / 博物学 / 妖精 / 天球図譜・天文学 / ファッションの歴史 / 不思議の国のアリス

 今思い返せば、W・B・イェイツの「ケルトの薄明」や「ケルト民話集」もあったので買えばよかったなと思ってます。 

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