仄暗いほど柔らかい

晴読雨読の日々をつらつらと...

『失われた時を求めて』を小脇に抱えた九月二日 

 八月が知らぬ間に終わってしまっていて、直ぐにでも年末の足音が聞こえてきそうで怖いですね。ところでこの夏を利用してプルースト失われた時を求めてを読もうとしていたわけですが、何故か現在2巻の途中です。(全13巻;鈴木道彦訳のお洒落な装丁)

 ここに至るまでに、アンナ・カヴァン『氷』森博嗣さんのVシリーズ何かも読んでいました。また、並行してリルケ全集』の第一巻も読んでいるのです。

 これからプルーストを読もうとする人がもしいたならば、訳者である鈴木道彦さんが書かれているプルーストを読むー「失われた時を求めて」の世界』を一読すると良いと思います。これが非常に読みやすく面白いです。これだけ長い物語を如何に読むかが分かると思います。特にスノブというものについてが面白かった(スノブって言葉を今まで知らなかったです。)

 すべて読み終わったら抄訳版も読んでみたいです。どこら辺を切っているんだろうかと気になります。

 最初はこのくらいにして、明日もブログきちんと書きたいと思います。上記の『氷』についてとか、最近思ったこととか書きたいな。

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