「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」素材と構造の面白さを教えてくれた
これまた一か月程前のことですがタイトルの展示会に行って参りました。東京大学建築学専攻が編集している「もがく建築家、理論を考える」という本を読んでから建築に興味を持ち始め、まだ素人ですが取り敢えず見に行ってみました。
タイトルに物質とある様に、建築に用いる素材を主題にした展示でした。
「竹、木、紙、土、石、金属、ガラス、瓦、樹脂、膜・繊維」
これらをセクションとして分け、それぞれ展示されていました。第一セクションの「竹」では竹の香りが心地良かったです。素人知識ですが、隈研吾氏は結構素材へのこだわりが強く、その素材の起源や歴史なんかも意識しているようで、私的に面白く好みの考え方をする人です。
更に、隈研吾氏がこれまでに設計した、例えば浅草文化センターのミニチュア模型があったりして、その構造の複雑さが面白かった。スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店のような、複雑な木材の組み合わせの展示がいくつかあり、じっくり見てもそのつなぎ方が全然理解できませんでしたが…、でも、見るだけで建築のおもしろさに驚く展示だと思います。
5月6日までの展示なのでもう二週間もありませんが、建築に興味がある人は行って損は無いと思います。
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